三朝温泉、はわい温泉、浜村温泉など、山陰有数の名湯が点在する鳥取県。県内には現在17の道の駅がありますが、駅の敷地内や隣接地にそのまま入れる温泉施設がある道の駅は1駅のみで、多くは車で数分〜十数分先に日帰り温泉があるタイプです。
この記事では、道の駅から近い順に、実際に日帰り入浴できるスポットを紹介します。あわせて、道の駅からは少し離れているものの西日本屈指の名湯として外せない「三朝温泉」についても触れます。営業時間・料金は変わることがあるため、訪問前に公式サイトで確認してください。
道の駅から近い順・入浴施設ランキング
1位:道の駅 燕趙園(湯梨浜町)× ゆアシス東郷龍鳳閣
中国四千年の歴史を紡ぐ本格中国庭園が目玉の道の駅。設計から資材調達まで中国人技術者の手によって作られた庭園は、コスプレ撮影スポットとしても人気です。道の駅のすぐ隣には、東郷湖畔の日帰り温泉施設「ゆアシス東郷龍鳳閣」があります。
- 入浴施設:ゆアシス東郷龍鳳閣
- 距離:道の駅のすぐ近く
- 営業時間:10:00〜21:30
- 休館日:第4火曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金:大人450円、中人390円、小人320円
- ポイント:料金の手頃さが魅力。道の駅では月餅やライチソーダなど中国物産も楽しめ、対岸には「はわい温泉郷」の景色も一望できる。2025年には中華料理店「鳥取中華飯メイヤー!」もオープンしている。
2位:道の駅 はっとう(八頭町)× 鍛冶屋温泉 久遠の湯
「八東フルーツ総合センター」の愛称で親しまれる道の駅で、梨20種類、りんご7種類など季節のフルーツがずらりと並びます。バイクライダーの聖地としても知られ、TANAXとコラボしたコーナーやレンタルバイクも。道の駅から車で約2kmの場所に、地元の集会施設が運営する日帰り温泉があります。
- 入浴施設:鍛冶屋温泉 久遠の湯
- 距離:道の駅から約2km
- 営業時間:9:00〜17:00(12月〜3月を除く土日祝は19:00まで)
- 休館日:火曜日
- 料金:大人400円、小人200円
- ポイント:とにかく料金が安いのが魅力。道の駅では梨のジャムや白バラ牛乳シリーズなど鳥取ならではの土産も充実している。
3位:道の駅 西いなば気楽里(鳥取市)× 宝喜温泉館 / ホットピア鹿野
旧鹿野町・旧気高町の特産品が並ぶ道の駅で、境港漁港直送の格安鮮魚も人気。敷地内には浜村温泉の湯を使った無料の足湯もあります。車で約4kmの範囲に、旧気高町の「宝喜温泉館」と旧鹿野町の「ホットピア鹿野」という2つの日帰り温泉施設があります。
- 入浴施設:宝喜温泉館/温泉館ホットピア鹿野
- 距離:道の駅からいずれも約4km
- 営業時間:ともに10:00〜22:00
- 休館日:宝喜温泉館は第3水曜日、ホットピア鹿野は第1木曜日(いずれも祝日の場合は変動)
- 料金:大人550円(宝喜温泉館は小人250円、ホットピア鹿野は小人280円)
- ポイント:道の駅の無料足湯だけでもさっと立ち寄れる。じっくり浸かりたい場合は、鹿野温泉・浜村温泉どちらの雰囲気を楽しみたいかで施設を選ぶとよい。
番外編:三朝温泉と道の駅「三朝・楽市楽座」
西日本随一のラドン含有量を誇り、「三日入れば体が治る」との言い伝えから名付けられた三朝温泉。20以上の温泉宿のうち16軒で日帰り入浴が可能で、専用の公衆浴場も3ヵ所あるため、日帰りでも19の温泉が楽しめる名湯エリアです。
温泉街の最寄りにある道の駅「三朝・楽市楽座」は、残念ながら2023年10月から物産館・レストランの営業を休止中(駐車場とトイレは利用可能)。かつての名物だった大粒納豆「神のつぶ」は、現在は道の駅「西いなば気楽里」で購入できます。
- 周辺の日帰り入浴施設:町立福祉センター レスポワール(道の駅から7km、大人300円)、三朝温泉 渓泉閣(8km、大人900円)、ブランナールみささ(9km、大人1000円)
- ポイント:道の駅自体は休止中だが、三朝温泉そのものは現在も通常営業。温泉街の足湯「かじかの湯」や、三朝川沿いの無料混浴露天風呂「河原風呂」も見どころ。
早見表
| 道の駅 | 入浴施設 | 距離 | 料金目安 | 定休日 |
|---|---|---|---|---|
| 燕趙園 | ゆアシス東郷龍鳳閣 | 隣接 | 大人450円 | 第4火曜日 |
| はっとう | 鍛冶屋温泉 久遠の湯 | 約2km | 大人400円 | 火曜日 |
| 西いなば気楽里 | 宝喜温泉館/ホットピア鹿野 | 約4km | 大人550円 | 施設ごとに異なる |
| (三朝・楽市楽座) | 三朝温泉郷の各施設 | 7〜9km | 300円〜1000円 | 施設ごとに異なる |
訪問前にチェックしておきたいこと
- 道の駅自体に大浴場があるのは稀:鳥取県内で敷地内に温泉がある道の駅は燕趙園のみ。多くは「近隣に日帰り温泉がある」タイプなので、車での移動を前提に計画しましょう。
- 公共系施設は定休日が独特:宝喜温泉館の「第3水曜日」、ホットピア鹿野の「第1木曜日」のように、月の特定週のみ休館というパターンもあるため、訪問日と照らし合わせて確認するのが安心です。
- 休止中の道の駅にも要注意:三朝・楽市楽座のように、物産館・レストランが休止していても駐車場やトイレは利用できる道の駅があります。目的の施設が営業しているか事前確認をおすすめします。
- 無料の足湯も活用したい:西いなば気楽里や椿はなの湯(和歌山県の記事参照)のように、無料の足湯を設置している道の駅も。時間がない時はまず足湯だけでも試してみる価値があります。
山陰の海の幸と名湯を巡るドライブは、道の駅を拠点にすると効率よく回れます。三朝温泉やはわい温泉郷など周辺の名湯エリアも含めて、鳥取ならではの旅程を組んでみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

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