ドライブや車中泊の途中で、ひとっ風呂浴びてさっぱりしたい——。そんな時に頼りになるのが「温泉に入れる道の駅」です。岡山県には現在17の道の駅がありますが、実は駅の敷地内・隣接地で日帰り入浴ができる駅は意外と少なく、多くは「近くに温泉街や日帰り温泉施設がある」タイプです。
この記事では、岡山県の道の駅を
- 駅構内・隣接施設で入浴できる道の駅
- 温泉街のすぐそば(徒歩〜車で数分)にある道の駅
の2つに分けて、営業時間や料金、注意点まで整理しました。営業時間・休館日は変更されることが多いため、訪問前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
1. 道の駅の敷地内・隣接施設で温泉に入れる駅
道の駅 蒜山高原(真庭市)
蒜山高原リゾートエリアにある道の駅で、隣接する「ホテル蒜山ヒルズ」の温浴施設を日帰りでも利用できます。かつては物産館・レストラン・温浴施設が一体となった施設でしたが、ホテルの経営体制が変わった影響で、現在物産館は無くなり、日帰りで使えるのは温浴施設のみ。代わりに2024年8月には「ベーカリーズキッチン オハナ」がオープンし、焼きたてパンや蒜山土産を扱っています。
- 入浴施設:ホテル蒜山ヒルズ 温浴施設
- 営業時間:平日15:00〜18:00(最終入場17:30)/土日祝7:00〜10:00、15:00〜18:00
- 料金:大人500円、小人300円
- 休館期間:11月中旬〜3月末は温浴施設ごと休業(冬季は入浴不可)
- ポイント:日帰り入浴の時間帯が短く、冬季は利用できないので事前確認必須。パン屋さん目当てに立ち寄り、時間が合えばひと風呂、という使い方がおすすめ。
道の駅 かよう(吉備中央町)
ブルーベリーが名物の道の駅で、隣接して「ふれあい荘 野山温泉」(道の駅から徒歩1分・約50m)があります。ただし営業日が月・水・金のみとかなり限定的なので、行き当たりばったりでは入れない点に注意が必要です。
- 入浴施設:ふれあい荘 野山温泉(道の駅から約50m)
- 営業時間:9:00〜16:00
- 休館日:火・木・土・日・祝日(つまり平日でも火木は休み)
- 料金:400円
- ポイント:物産館・レストラン・コンビニ(ローソン)も併設しており、ブルーベリーどっさりパフェなどのご当地グルメも楽しめる。入浴目的で行くなら曜日の下調べが必須。
2. 温泉街のすぐそばにある道の駅
道の駅そのものに大浴場はなくても、車で数分〜徒歩圏内に日帰り温泉があるスポットです。観光と入浴をセットで楽しめます。
道の駅 奥津温泉(鏡野町)
美作三湯のひとつ「奥津温泉」の温泉街を見下ろす高台に立つ道の駅。名物は地元特産の「姫とうがらし」を使ったラーメンや、原木しいたけなど。道の駅から温泉街までは約700m、紅葉の名所「奥津渓」へも約2kmとアクセス良好です。
- 周辺の日帰り温泉:奥津温泉 花美人の里(道の駅から約700m)
- 営業時間:10:00〜19:00(最終入場18:20)
- 休館日:木曜日
- 料金:大人880円、小人440円
- その他:老舗旅館「奥津荘」など日帰り入浴を受け付ける宿も複数あり、無料の足湯も利用可能。泉質はpH9.2の強アルカリ性単純温泉で、美肌の湯として知られています。
道の駅 山陽道やかげ宿(矢掛町)
江戸時代の宿場町「矢掛宿」の入り口に位置する道の駅。物産館やレストランは道の駅自体には無く、隣接する旧宿場町の街並みの中に集約されています。無電柱化された美しい町並みを散策しながら、温泉・食事処・カフェを楽しめるのが魅力です。
- 周辺の日帰り温泉:やかげ一譚 湯の華温泉(道の駅から約500m、岩盤浴あり)
- 営業時間:11:00〜20:00(最終受付19:30)
- 休館日:火曜日
- 料金:平日 大人700円/土日祝 大人1,300円(土日祝は料金が上がるので要注意)
- ポイント:温泉だけでなく、古民家を利用した飲食店や特産品店も充実しており、街歩きとセットで楽しめる。
道の駅 あわくらんど(西粟倉村)
鳥取県との県境に近く、中国地方有数のラジウム含有量を誇る「あわくら温泉」の村にある道の駅。道の駅自体に浴場はありませんが、村内には日帰り入浴可能なラジウム温泉施設が複数あります(シンボルだった「国民宿舎あわくら荘」は2020年に閉館)。ジビエ料理やヒノキビールなど、山の幸を使ったグルメも見どころです。
- 周辺の日帰り温泉:あわくら温泉(村内に複数の日帰り施設あり)
- 距離:道の駅から車で数分(施設によって異なる)
- ポイント:ラジウム泉は他の道の駅の近隣温泉とは泉質のタイプが異なるので、温泉好きな方は立ち寄る価値あり。事前に施設の営業日を確認しておくと安心。
早見表
| 道の駅 | 入浴施設 | 道の駅からの距離 | 料金目安 | 休館日の注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 蒜山高原 | ホテル蒜山ヒルズ 温浴施設 | 隣接 | 大人500円 | 冬季(11月中旬〜3月末)休業 |
| かよう | ふれあい荘 野山温泉 | 約50m | 400円 | 月水金のみ営業 |
| 奥津温泉 | 花美人の里 | 約700m | 大人880円 | 木曜休み |
| 山陽道やかげ宿 | やかげ一譚 湯の華温泉 | 約500m | 平日700円/土日祝1,300円 | 火曜休み |
| あわくらんど | あわくら温泉(村内複数) | 車で数分 | 施設による | 施設ごとに異なる |
訪問前にチェックしておきたいこと
- 営業時間・休館日は変更されやすい:特に「かよう」のように営業日が限定されている施設は、当日行っても入れないことがあります。事前に施設の公式サイトや電話で確認するのが確実です。
- 土日祝は料金が上がる施設もある:やかげ一譚 湯の華温泉のように平日・休日で料金が異なる施設もあるため、予算感が変わってきます。
- 道の駅=大浴場ではない:多くの道の駅は「近隣に温泉がある」タイプで、駅の建物内に浴槽があるわけではありません。徒歩や車での移動が必要な点は覚えておきましょう。
- 冬季休業に注意:蒜山高原のように、豪雪地帯や高原エリアの施設は冬期に休業することがあります。
岡山県北部は温泉地が点在するエリアなので、道の駅巡りと日帰り温泉を組み合わせたドライブプランは相性抜群です。紅葉シーズンの奥津温泉、街歩きが楽しい矢掛宿、ラジウム泉が自慢のあわくらんどなど、目的に合わせて立ち寄ってみてください。
※本記事の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

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